【ZEAD】 <第163号> ITブレークスルーマガジン ~ AIエージェント時代、人間はどこまでAIに任せるのか? ~

株式会社ジードが毎月お届けするメールマガジン『ITブレークスルーマガジン』のバックナンバーです。
メールマガジンの購読申込はこちらから

← 左右に動かせます →

タイトル 【ZEAD】 <第163号> ITブレークスルーマガジン ~ AIエージェント時代、人間はどこまでAIに任せるのか? ~
本文
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ ★
┃   ○ <第163号> ITブレークスルーマガジン
┃  ○    ~  AIエージェント時代、人間はどこまでAIに任せるのか?  ~
┃  ♪
┗━━━━━━━━∞  株式会社ジード  2026.10.01 Vol.163 購読者数:2256人

  
  皆様こんにちは。株式会社ジードの高岩です。

     鈴虫の音が涼しげで耳に心地好い季節になりましたね。

  今月も、情報満載のメルマガをお届けいたします。

  最後までお付き合いくださいませ。
   
  なお、このメールは、当社顧客管理クラウドサービス(Beerfroth) から配信を

  しております。https://www.beerfroth.com/
 
  ---------------------------------------------------------------------
  本メルマガは、「IT・インターネットの戦略的活用」をテーマとしたものです。
  例えば、最新インターネット業界情報、クラウドに関する運用・導入・開発、
  知って欲しいセキュリティ情報などお伝えいたします。
  過去に弊社スタッフと名刺交換させていただいた方々、セミナー・展示会等に
  ご参加いただいた方々、弊社へお問合せを頂いた方々に送りさせていただいて
  おります。

   なお、配信停止をご希望の方は、文末の配信停止方法をご確認ください。

 ■□ 目次 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 【1:AIを使う会社から、AIで変革する会社へ ― AX5ステップ 】

   旬の話題。知らないと乗り遅れちゃいますよ~!

 【2:Azureコスト最適化の進め方|FinOpsとMicrosoft Copilot in Azureで実現する持続可能なクラウド運用 】

      クラウド運用とセキュリティをテーマに、身近な情報をお届けいたします。

 【3:認証・認可を設計から見直すと何が変わるか 】

        開発をテーマに、気になる話題をお届けいたします。

 【4:お知らせ 】
   
   読者の皆様へのお知らせです!

 【5:求人のご案内 】

   ジードでは共に働く仲間を大募集中です!



 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥□■
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥・・
 【 1 】AIエージェント時代、人間はどこまでAIに任せるのか?
 ・‥…──────────────────────────────

  AI企業Anthropicの研究者だったジェイコブ・コクソン氏が、AI業界を去っ

 たというニュースが話題になっています。コクソン氏はOpenAIとAnthropicで、

 最先端のAI開発に携わってきた研究者です。

 「AIが人類を滅ぼす可能性がある」

 AIの将来に強い懸念を抱き、AI業界そのものから離れる決断をしたというのです。

  AIが人間より高度な知能を持ったとき、人間はAIをコントロールし続けるこ

 とができるのでしょうか。一見するとSF映画のような話ですが、この問題は企業

 のAI活用を考える上でも、無関係ではありません。これまでの生成AIは、人間が

 質問すると回答する「アシスタント」として使われることが中心でした。しかし、

 これから普及していくAIエージェントは違います。人間から目的を与えられると、

 自ら考えて必要な情報を探し、システムを操作し、別のAIやサービスと連携しな

 がら仕事を進めます。つまりAIは「答える存在」から、「行動する存在」へ変わ

 ろうとしています。

  例えば営業AIエージェントに、「今月の売上を最大化してください」と指示し

 たとします。顧客データを分析し、見込み客を選び、メールを作成する。ここま

 では非常に便利です。しかし、そのAIにメール送信や顧客情報の変更、価格決定

 などの権限まで与えたらどうでしょうか。AIの能力が高くなるほど、「何ができ

 るか」ではなく、「何をさせてよいのか」という問題が重要になってきます。

  前回のITブレークスルーマガジンでは、企業のAI活用をAX1からAX5まで段階的

 に進めていく「AX5ステップ」を紹介しました。AI活用が高度になるほど、AIが企

 業活動そのものに深く入り込んでいきます。だからこそAXを進めることと同時に、

 AIを安全に利用する仕組みも整備しなければなりません。 

 これからのAIエージェントには、

 「権限管理」「人間による承認」「行動ログ」「停止機構」

 という4つの考え方が重要になると思います。

 AIには必要最低限の権限だけを与える。重要な処理については、人間が最終承認

 する。AIが何を判断し、何を実行したのかを記録する。そして問題が起きたとき

 には、人間がいつでもAIを停止できるようにする。これは情報セキュリティにお

 けるアクセス管理と非常によく似た考え方です。

  「AIが人類を滅ぼす」という話は、現在の企業活動からすると極端な話かもし

 れません。しかし、そこから学ぶべきことがあります。AIの能力が問題なのでは

 なく、AIにどこまで権限を与えるのかが重要だということです。これから企業で

 は、さまざまなAIエージェントが社員と一緒に働く時代になっていくでしょう。

 そのとき必要なのは、AIを恐れて利用を制限することでも、便利だからとすべて

 を任せることでもありません。AIに任せる仕事と、人間が判断する仕事を設計す

 ること。AIの能力が高くなればなるほど、この「人間とAIの役割設計」が企業の

 競争力を左右する。そんな時代が、もう始まっていると考えています。

 ■Anthropicの研究者が退社し超知能の開発競争を猛批判
 https://www.itmedia.co.jp/news/article/2609/09/2000001309/


 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥・・
 【 2 】Azureコスト最適化の進め方|FinOpsとMicrosoft Copilot in Azureで実現する持続可能なクラウド運用
 ・‥…──────────────────────────────
 
 Azureコスト最適化を継続する土台となるのがFinOpsです。FinOps(フィンオ
 
 プス)とは、財務管理の原則とクラウドエンジニアリングおよび運用を組み
 
 合わせ、クラウドとテクノロジーから生まれるビジネス価値を高める運用フ
 
 レームワークです。FinanceとDevOpsを組み合わせた造語で、クラウド財務
 
 管理とも呼ばれます。一人の担当者やチームが管理するのではなく、価値や
 
 原則を組織に浸透させる点が従来のコスト管理と異なり、この発想が経営視
 
 点につながります。
 
 Microsoft Copilot in Azureとは、Azureポータルに統合された生成AIアシ
 
 スタントです。これまでコスト分析には、Cost Managementの操作習熟やレ
 
 ポート作成のスキルが必要でした。Microsoft Copilot in Azureは、自然言
 
 語で質問するだけでコストの集計や内訳、予測を取得できる状態に変えます。
 
 過去6か月間のコストを集計してほしいと尋ねれば、選択したスコープのコス
 
 ト概要を確認できます。先月の仮想マシンの支出はいくらかと続けると、詳
 
 細な内訳まで掘り下げられ、サービス別やリージョン別、メーターごとといっ
 
 た切り口でも即座にデータを取得できます。サービスごとに前月とコストが
 
 どう変わったか比較してほしいと依頼すれば、増減の要因把握も可能です。
 
 このほか、FinOpsやCopilot in Azureの解説や活用例についてサイトにまとめ
 
 ておりますのでご一読ください。
 
 ■Azureコスト最適化の進め方|FinOpsとMicrosoft Copilot in Azureで実現する持続可能なクラウド運用
 https://www.zead.co.jp/column/azure-cost-optimization-finops/


 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥・・
【 3 】認証・認可を設計から見直すと何が変わるか
・‥…──────────────────────────────

 システム開発において、認証・認可は「後から追加する機能」として扱われがちです。

 しかし実際には、最初に設計しておくべき重要な要素です。

 ・認証:その人が誰かを確認する
 ・認可:その人が何をしてよいかを決める

 この2つは似ているようで、役割が異なります。

 例えば、ログインできたとしても、すべての操作が許可されてよいわけではありません。

 近年では、

 ・JWTによるトークンベース認証
 ・API単位での認可制御
 ・パスワードレス(Passkeyなど)

 といった方式が普及し、認証・認可はより「設計寄り」の領域になっています。

 ここで重要なのは、どこで何を検証するかを明確にすることです。

 ・フロントで制御するのか
 ・APIでチェックするのか
 ・サービス間通信でも検証するのか
 
 この設計によって、セキュリティだけでなく、システムの構造そのものが変わります。

 また、ゼロトラストの考え方とも密接に関係しており、「すべてのリクエストを検証する」

 前提では、認証・認可の設計は避けて通れません。

 結果として、

 ・セキュリティが強化される
 ・システムの責務が明確になる
 ・外部連携がしやすくなる
 
 といったメリットが生まれます。

 認証・認可は、単なるログイン機能ではなく、システムの骨格を決める設計要素です。

 最初にどう設計するかで、その後の開発のしやすさと安全性が大きく変わります。

 
 ■JWT
 https://jwt.io/introduction

 
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥・・
 【 4 】クラウド運用コラムのご紹介
 ・‥…──────────────────────────────

  「クラウドの管理・運用・保守」に関するお悩みにお役に立てるよう

  ジードではコラムの配信をしております!

 https://www.zead.co.jp/column/

 サイト訪問後に表示される「通知」を許可して、ぜひコラムの通知をお受け

  取りください。

 ※「通知」機能は弊社製品ビアフロスを使用しています。

 https://www.zead.co.jp/


 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥・・
 【 5 】求人のご案内
 ・‥…──────────────────────────────

 ジードでは共に働く仲間を大募集中です!

 まじめで高い開発力を持つエンジニア
 
 自主性があり自ら進んでチャレンジする人
 
 コミュニケーション力の高い人
 
 マネジメント力を常に磨いている人
 
 常に目標を設定し自己開発を継続する人 


 【詳しくはジード求人ページまで】
      ↓
  https://www.zead.co.jp/recruit-hyper/


 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ○●ご意見、ご感想をお寄せ下さい
 ------------------------------------------------------------------
   皆様からのご意見、ご感想をお待ちしております。
   以下のメールアドレスまでご連絡ください。

    info@zead.co.jp 『ご意見、ご感想』係

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ○●編集後記
 ------------------------------------------------------------------
  
   最後までお読みいただきましてありがとうございました。
       
  さて、この夏は映画『ちいかわ』が大ヒットし、社会現象となりましたね。
  
  (なんかちいさくてかわいいやつ)が、心の深いところをついてくるという

  ギャップ・・・

  我が家もすっかりちいかわ沼に落ちて、ポップアップストアやコラボ

  ショップにも足を運んでおります。

  それではまた次号にて、お会いしましょう!
                                高岩

                                                              
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  ○●配信停止方法
 
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 下記アドレスより、配信解除をお願いいたします。


 https://解除用サンプルURL/


 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ○●
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【 株式会社ジード 】
  https://www.zead.co.jp
 ------------------------------------------------------------------
  ○発行   :株式会社ジード 発行人:武田文夫 
         栃木県宇都宮市花園町17-12 ヒロビル 3F
         028-610-7555
  ○企画・編集:株式会社ジード

  ○このメールは、当社顧客管理クラウドサービス(Beerfroth) から配信を
   しております。https://www.beerfroth.com/

  ○このメールに掲載された記事を許可なく転載する事を禁じます。
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  Copyright(c) ZEAD Co.,Ltd. 2026, All rights reserved.
 ------------------------------------------------------------------
トップへ戻る